「シエラにつつまれて」その1

2024.12.18

「シエラにつつまれて」その1

「シエラにつつまれて」~シエラとの遭遇~

 行ってきましたよ。JMT in last summer

 まずは、このトリップに行くうえで様々な質問に答えてサポートしてくれた先輩方、背中を押してくれた友人たち、遊んでくれた魚たちに感謝を伝えたい。

そして、「こいつらまた遊びにいきやがって」と思いつつも不在の間、仕事のサポートをしてくれた会社のパイセン方にありがとうの気持ちを伝えます。
 

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あれはたしか今年の3月。

春の訪れが来たはずなのに、小雪の舞う我が街のソウルマウンテン「文殊山」でハイカーズデポのお二人とハイキングしたときの話。

 

ローカルショップ「THE GATE MOUNTAIN」のリニューアルオープンの記念の日。スペシャルゲストとしてハイカーズデポのお二人が来てくれた。そのときに開催された「JMTワークショップ」。これからJMT(ジョンミューアトレイル)を歩こうとしている方々へ、どのような手続きが必要か、どのような環境か、トレイル周辺の現状はどうか、JMTを知り尽くしている勝俣氏に相談できるというワークショップ。

 

私はこれを聞くためにワークショップに参加したかと言われるとそうではなく、言われるがままに「なんとなく」空いてた席に座ったが正解だろう。だってそんな長く休みとれないし(理由にはならないが)JMTを歩くなんて、アメリカに行くなんてみじんも考えていなかったから。それに3月で晴れ間も増えてきたから、自転車のことか釣りのことしか考えてなかったから。

 

「まぁまぁタカハシくんもとりあえず聞きなよ、福井でやるワークショップに福井の人がいないのもおかしいから。」

勝俣氏のその一言がこの旅のきっかけ。

 

参加者と勝俣氏の会話を聞き耳をたて必死に聞いてみるが、言葉が全然わからない。それが地名なのかやらないといけないことなのかも。ただパーミットの取り方だけは理解できた。むしろそれだけ?と思うほど簡単そうだったし、スタート地点をこだわらず途中からのジョインでもいいならまだ空きもあるようだった。

 

ふと気づくと後ろでボスも聞いていた。結構マジメに。

これはもしかして…

 

サラリーマンは会社のボスが、

イエスと言えばイエス。

ノーと言えばノー。

アメリカに行くぞと言われれば、アメリカに行ける…

 

とりあえず、

「魚は釣れますか?」

と勝俣氏に質問した。

 

text by タカハシ サタヤ

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