Newモデル「MESA」
2025.09.16

お気づきの方はいらっしゃると思いますが、春ごろから出る出る詐欺を行っていた2025年FLOAT新作がようやくリリースされました。
様々な都合があり発売が遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。
我々としても遅くとも夏前のリリースを目標にしておりましたが、このタイミングとなってしまいました。ただサングラスは季節問わずご使用シーンのあるアイ プロテクション ツールです。ぜひ手に取ってお試しいただけると幸いです。
さて2025年春(晩夏)の新作は、ここにきて基本に立ち返るベーシックなデザインの「LONE PINE」、大き目なボストン型で目をしっかり保護する「MESA」の2モデル、各2色ずつの展開となります。
テンプルは両方ともSIERRAから採用した「LOCK TEMPLE」となっております。
(RIGELやMAIA以前のACTIVE TEMPLEとは互換性がございません。これから徐々にテンプルカラーを増やしていく予定をしております。)
今回は「MESA」について紹介いたします。
まずはネーミングです。冬に発売したSIERRAからお気づきの方はいらっしゃると思いますが、私たちが歩いたJMT周辺の街や訪れた街、気になったものからモデル名を付けております。このMESAはMammoth LakesからBishopへ向かうハイウェイ395沿いにある街の名前です。このハイウェイはアメリカの乾燥地帯の真ん中を通っており。日本では味わえない景色を見ながらバスは走ります。私の中では、バスに揺られながらtheアメリカを一番感じた時間だったかもしれません。その道中でパッと目に入ったのがMESAと書かれた看板でした。MESA自体には立ち寄ってはいませんが、その響きと私の見た景色がとても心に残りこの名前を採用しました。

MESAのレンズカラーは2種類。
MESA BLACKには「グリーンレンズ(可視光線透過率15%)」。
MESA BROWNには「ブラウンレンズ(可視光線透過率15%)」。
どちらも同じ透過率ですが、見え方は違います。
グリーンレンズは景色の色味を壊さず爽やかな景色を見せてくれます。グレーレンズとはまた違う見え方で面白いです。
ブラウンレンズはコントラスト(明暗差)が一番強く、魚影や川底の確認、雪山での地形把握などテクニカルな面で効果を発揮します。少し茶色がかって見えますが、緑や土の色を鮮やかにしてくれるので、これもグレーレンズとは違う楽しさと使い勝手があります。

デザイン面では、FLOAT初期モデルのGAIA、FLOATシリーズで一番サイズの大きかったVEGAを混ぜたようなイメージでしょうか。いわゆるボストン型です。今回の2モデルはサングラスの原点に立ち返り大き目のサイズになっております。レンズサイズは横幅51mm、縦44mmです。サイズは大きいですがゴツさは感じさせず男女問わず優しくかけやすい一本になったと思います。
フレームは両色ツヤありで、アウトドアだけでなくタウンユースでも使いやすいと思います。
今回は「MESA」についてお話しさせていただきました。
取扱店にて販売を開始しておりますので、ぜひ新しいFLOATを手に取っていただけると幸いです。
text by タカハシ サタヤ