「OMM JAPAN 2022 OKUMINO」に参加しました

先日は岐阜の高鷲エリアで行われた「OMM JAPAN 2022 OKUMINO」に参加しました。初参戦のFLOATチームは、経験豊富な地元の友人たちとバディを別々に組み、サトヤマでナビゲーションの練習を重ね、万全を期して臨んだ本戦。広大な自然を相手に1pointでも多く残せるのだろうか。

 

会場の高鷲エリアは、我らが福井から2時間ほどと近いため当日朝イチに現地入り。真っ赤な朝焼けとワクワクを胸に移動します。

友人たちと合流し、さっそくパックウェイトを量ります。カリカリでいくのか、お酒や食料を多めに持っていくのか難しいところ。目標は一緒でもアプローチの仕方が違うのは非常に面白いです。

 

あーだこーだ言っているとスタートの時間になり、「んじゃまたキャンプ地で」と一旦友人たちとお別れ。地図を手に取りバディとどこのポイントへ向かうか相談します。私たちはScore Longでの出場。

 

ひとつ、ふたつと順調にポイントを取っていきます。そしてみっつ目のポイントへ向かうときに、登りたい尾根にターゲットをしぼり「ここだ!」と尾根を登ります。なんだか思ってたのと違うと思いつつ、もう少しゆるいはずなのにと思いつつ、ファイト一発登ります。

やっと着いたと思ってポイントを探していると、「あれ??」とハテナが浮かびました。なんだか見たことある光景だなと。

はい、ふたつ目のポイントに戻ってきました。狙っていた尾根の数本前の尾根を登っていました。尾根までの距離を読み間違えていました。私自身、いつもの山行でも距離を短めに読んでしまって思ったより遠いということがよくあります。正直気が滅入ります。

 

ただいつもと違うのはバディが隣にいること。このポイントは諦めて「次に行こう」と背中を押してくれました。同じ辰年のパイセンには感謝です。

 

そこからは気を取り直して、現在位置の確認をこまめに行い順調にポイントを取っていきます。

しかしまたしても問題が、水切れと行動食が合わずいつも以上にゼハゼハでした。最近は低燃費でいけていたことでの過信と、荷物を軽くしようとして行動食をいつもと違うものにしたことが原因でした。

 

ただいつもと違うのはバディが隣にいること。ゼハゼハしている私に「この冬狙ってるギアとかあるの?」と世間話をして鼓舞してくれます。同じ辰年のパイセンには本当にお世話になっております。

 

フィニッシュは目の前、最後の最後で泥沼にはまり泥んこフィニッシュ。満身創痍でした。

野営場では一緒に出場していた友人たちと輪になり、ルートやフィールドの話、近況を聞きながら楽しい時間を過ごしました。

 

2日目は昼前から雨予報。それまでに多くのポイントを取っておきたいところ。

朝ごはんもしっかり食べよく寝たので行けるかなと思いましたが、この日もガス欠。

思ったより体が重く前に進みません。

 

ただいつもと違うのはバディが目の前にいること。率先してルートファインディングをしてくれます。「ほら、ついた」と自慢げに話す辰年のパイセンの表情を忘れません。

 

残り1時間を残し、雨の中ラストスパート。濡れたゲレンデを走ります。

絶対滑ると思いながら、最後の最後で尻もちフィニッシュ。「11分オーバー」でした。

 

1日目のあのポイントを取っておけば…

2日目もう少し走れていたら…

と、悔しさをのびしろにして、また来年チャレンジしたいと思います。

 

会場でお話しさせていただいたショップの皆様、お客様、友人、そしてイベントを運営していただいたスタッフの方々、楽しい時間をありがとうございました。

また来年も宜しくお願いします。

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