新製品 for TRAIL & NIGHT ハイコンレンズ
2024.10.09

新製品ができ上ったのでご案内です。
今回作ったのはレンズ色が極端にうすい(明るい)サングラスで、クリアに近いぐらいです。可視光線透過率は85%
こんな色がうすいサングラスなんて需要があるの??って思いますよね。
この商品がうまれた発端は、MONORAL代表の角南さんからの熱いリクエストからでした。
角南氏(Mr.Sunami)
MTB(マウンテンバイク)をこよなく愛する角南さんは、自分で自転車を設計から販売までしてしまう程の偏愛者。https://www.monoralbikes.com/
そんな彼にイベントや展示会で会うたびに私は猛烈なアタックを受けました。
「FLOATで色の薄いレンズを製品化しない?作って欲しい!」と、会う度に言ってくるのです。
for MTB
最初は角南さん専用にレンズを入れ替えて、一枚だけ作ればいいんじゃないかと考えてましたが、2回目、3回目と会う度に、熱い話を聞くたびに、しまいには商品名まで提案されて(笑)私もこれは何とかしないといけない!
と、いつの間にか使命感らしいものが生まれてきました。
いや、押し付けられたのか(笑)
この明るいレンズの用途はと言うと、本来のサングラスの目的である眩しさを抑えるためではなく、眼の保護を目的にしています。
MTBでトレイルを走るときは、木の枝や小石の跳ね返り、砂埃などから眼を守るためにゴーグルやサングラスを身に着ける必要があります。
FLOATのかけ心地を気に入ってくれた角南さんはこれに明るいレンズが欲しい!となった訳なんです。
そんな折、私たちは「バイクロア」と言うこれまた自転車愛好家が集まるイベントに出展しサングラスを販売していました。
https://bikelore.jp/hakushu9/archives/markets/float-outdoor
そこで経験したことはFLOATサングラスを見に来てくれるお客さんがあまり商品も見てくれず去っていくのです。
まぁ、FLOATを知ってくれてないんだろうな、サングラスに興味がないんだろうな、ネガティブに捉えてしまったりしてたんですけど、実はどうやら明るいレンズを探していたようで、色のついたサングラスには興味がなかった、、、みたいな。。。
実際レースに出てみると曇りや夕方、樹林帯の中にあるコースは暗いんです。でも、安全のためメガネを掛けたい!自分たちもそんな想いにどんどんなっていったのです。更に夜もかけられたら、虫よけにも使える!と、高橋と一緒に話が盛り上がりました。
for Night Ride
当初はクリアレンズで作ろうとサンプルを作りましたが、なんか良いイメージがわかない。そんな時に出会ったのが今回のハイコンレンズ!(ハイコンとはハイコントラストの略です。)
ある一定の色調を抑える(操作する)ことで、コントラストを上げるレンズです。今回のレンズは眩しい黄色を抑えて、赤や緑を見えやすくするレンズになっていてスピード競技に向いています。まさにMTBではないですか!
今作の目的、眼を守る意味においてはピッタリ!
※景色をキレイにクリアに見るには偏光レンズがお勧めですが、偏光機能を持たせた上でこんなに明るいレンズは作ることはできません。
at SABAE MACHI-NAKA-SHOTEN-GAI
MTBに、そして自転車ナイトライドの虫よけ、風よけにも使える
TRAIL & NIGHT!が完成しました。
自転車メインで考えましたが、夜間のトレランにも向いてますね。
可視光線透過率85%の明るいレンズ、紫外線は当然カットしていますが、
今回の目的は障害物から眼を守る、そして夜のサングラスなのです。
1件のコメント
ちょうどマウンテンバイク用に可視光透過率の高いサングラスを探していました。記事を読んでいて共感しか無かったです笑