サングラスの夜明け~三俣山荘図書室にて~

2026.08.17

サングラスの夜明け~三俣山荘図書室にて~

山とサングラス

8月1日、2日。
きっと、これまで日本にはなかったであろう、「サングラスだけ」のポップアップイベントが開催された。

集まったのは、5つのサングラスメーカー
OUTLAND(アウトランド)
OWL MILS(アウルミルズ)
OMBRAZ(オンブラス)
Niho(ニホ)
FLOAT(フロート)



「山とサングラス」という名のもと、三俣山荘図書室、 伊藤圭氏の呼びかけによって実現した、少し異色で、そしてかなり熱い2日間だ。

そこに集まったのは、単なるファッションアイテムとしてサングラスを捉えるブランドではない。山をはじめとするフィールドで、眼を守り、視界をつくる「道具」としてのサングラスを追求するブランドばかり。
当然、レンズにもそれぞれの思想があり、高機能なレンズを搭載したプロダクトが並んだ。けれど、日本ではまだ、サングラスについて知る機会は決して多くない。
サングラスは身近な道具でありながら、その選び方や機能については、まだまだ知られていない。

近年の温暖化の影響だろうか、国内において紫外線への意識が大きく高まってきたように感じている。紫外線対策のアイテムとしてサングラスも注目されている。

ただ、昔から今でも多くの人はサングラスをブランドから選ぶ傾向が強い。
自分の骨格に合うのかどうか、レンズは機能性を持ち合わせているのかどうか、それは二の次と言うか、あまりサングラスの知識がないせいか、ブランドやファッション面から選んでしまう人がほとんどである。

紫外線カットはサングラスなら当たり前の機能であり、価格差関係なくどんなサングラスもしっかりカットしている。紫外線カットに加えその他になんの機能を持っているのかがサングラス選びには重要な要素なのだ。
力を入れているのはレンズなのか、フレームなのか、両方なのか、それはブランド毎に違う。


機能性レンズとは?機能性フレームとは?そんなユーザーの問いすらもまだあまり生まれない中、サングラスに興味を持ってもらうために今回のイベントは開催された。と、思う。なので自分としてはブランドの説明と言うか、日本のサングラスの歴史みたいなことを会社紹介と合わせてさせてもらった。



5社でのクロストークショーでは、サングラスの説明をする機会が普段ほとんどない我々は、みな思いの丈をぶつけ合い、非常に有意義な時間となった。
時折マニアックな話もあったので話についていけない場面も出てしまったかもしれない。
トーク内容をOUTLANDさんがyou tubeにアップしてくれたので、ご興味ある方は下記より見てみて下さい。https://youtu.be/0pp9iPgaTPQ?si=Xk9Nt9SLikSE8bxg


皆で色々かけ比べている。
アウトドアユーザーの中には一本持っていれば十分と言う人がいるが、色々なサングラスをぜひ使ってみて欲しい。その中で自分がピッタリと合う、または気分が上がる一本を見つけてだして欲しい。どんな道具でも同じことだが、失敗もしないと選び方は身に付かないのだ。


サングラスの使い方がただの「ファッション」だけではなく、「道具」として認識され出そうとしている。このような動きは今までの日本ではなかったのではないだろうかと私自身感じている。
そして近頃日本においてサングラスブランドも増えてきた。
一昔前のサングラスは威圧的に感じるとか、怖いというイメージがようやく少しずつ変わりだしていると思う。
この集合写真はふざけて怖い感を出そうとしたが、結局みんな笑ってしまった。
怖かったらすみません。。。


イベント後の打ち上げでは各ブランド同じ方向を向いているんだなと再確認。

本来なら、競合ともいえる5社
それぞれが異なる思想を持ち、異なるものづくりをしている。
それでも今回は、競うのではなく、サングラスそのものの価値を伝えるために集まった。

メーカーの垣根を越えて、同じ場所に立つ。

サングラスをもっと知ってもらう。
もっと正しく選んでもらう。
そして、もっと山や自然、日常を楽しんでもらう。

私達が今回目指したものは間違いなく日本におけるサングラスの明るい未来。
サングラスの夜明けが近づいていると感じずにはいられなかった。

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