INST開発秘話

東京出張中のある日のことでした

移動で電車に乗った際にふと気付いたのです

乗車されているほとんどの方がスーツや作業着を着ていることに

弊社ではファッションサングラスが生業だったこともあり、普段着での出社が定着しています。とりわけ作業着や制服などはありません。そのせいもあり、もともと開発したFLOATリーディングは丸首のTシャツなどを想定したつくりとなっていました。襟(カッター)付きシャツの場合において、メガネを首に掛ける際(ネックホールド)に腕の長さが少し足りないのです。

その日がたまたま平日だったこともありますが、多勢において仕事中は襟付きシャツを着ることが多いのではないか、という事に気付いたわけです。

そこからビジネスシーンに相応しいリーディンググラスの構想がはじまりました。

襟付き=フォーマル 

フォーマルな場においてふさわしいメガネを想定した場合、メガネの形や色がある限定されてきます

FLOATリーディングが家庭や趣味の時間を想定したデザインならビジネスシーンを想定したリーディンググラスが必要だろうと開発を進めました。
一見、普通のメガネに見えるかもしれませんが、普通のメガネにはない小さなアイディアをいろんな箇所に詰め込んであります。

シリーズを分けたかったので違うネーミングに。

その由来は、

INST(ANT) 直ぐに、サッと、
INST(ALL) 取り付ける、備え付ける
INST(RUMENTAL) 楽器、道具

と、いろんな意味が当てはまったのと、響きも気に入りインストと命名しました

FLOATリーディングはオシャレを目指し、
INSTはフォーマルを目指して作りました。

用途に合わせてお使い頂けると嬉しいです